天窓を使って自然光を部屋に取り込みたいと考えているあなたへ。

進化した天窓、「太陽光照明スカイライトチューブ」はご存知ですか?
自然光をより効果的にしかも安全に室内に運び込んでまさに、「太陽のあかり」とも言える明るさの質をお届けします。
自然光を諦めていたあなた。自然光を隣の家に奪われたあなたには
知っていただきたい「太陽光照明システム・スカイライトチューブ」です。
太陽光照明と書くと太陽光発電の付属品のようですがそうではありません。
詳しくはこちらの記事を読んでみてくださいね。
第4回目の今日は、天窓が、取り込んだ光を遠くまで届けるためにどのような形に変化したのか?
今日は、「光を届ける形」の進化 について
昨日、天窓は光をたくさんとらえるために「ドーム型」に形を変えたことを紹介しました。
そして、次に問題だったのが、いかにして肝心の暗い部屋に届けるかなのです。
屋根についた天窓と部屋の天井の間には、天井裏の空間が有り、
この高さが高ければ高くなるほど、せっかく捉えた光を、そのお部屋に届けるのが
大変になってきます。
そこで、今まで考えられてる方法が、天窓と天井を壁でつないでトンネルを造って、下の部屋まで届けようとするもの。
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ある程度の距離では効果があるものの、距離が1mを超えてくると
天窓で光を受けても、受けた光が壁に当たって、肝心の下の部屋まで
届かないというもどかしい現実があったのです。
そして、致命的なことは、2階に部屋がある場合には、
天窓は、1階の部屋にはどうにもこうにも光を届けられない無力感を感じていたのです。
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「どんなに長くても、暗いところがあれば、そこを明るくしたい。」
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その天窓の本能が、体を進化させました。採光ドームに、「光を反射」させるアルミの反射板を備えたように、
取り込んだ光を、アルミの反射を使って、下に下に、下ろしていけばどこまでも光を運べる。
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「そうだ、反射だー!!」
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そのために、反射板は、光を遠くへ運んでもその量が落ちないように
円筒形になり、その中心に光が集まることで減衰を抑え、
さらに、反射率を鏡よりも高く、99.7パーセントまで高めて
9m先まで光を届けることが出来るまでになったのです。
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そして、真下の部屋だけでなく、ちょっと離れた部屋へ
光を運ぶために、円筒形のアルミの反射板は、関節を持つようになり
自在に光が欲しい部屋へ運べるように進化したのです。
天窓の根性と責任感を感じますね。

ついに、天井まで光を届けた天窓、
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しかしそれだけではうまくない現実がありました。
照明のように光を部屋に広げるには、更なる進化が必要でした。その進化とは?
次回をお楽しみに!